1歳までの赤ちゃんに【ハチミツ】を与えてはいけない理由!

こんにちは!りょんです^^

1歳まで食べさせてはいけないハチミツ

ハチミツ』には、ボツリヌス菌が稀に含まれ、それを食べてしまった赤ちゃんはボツリヌス菌に感染し『幼児ボツリヌス症』になってしまいます。

赤ちゃんはまだまだ抵抗力が低く、『幼児ボツリヌス症』になってしまった赤ちゃんは最悪の場合亡くなってしまうことも…。

そんな怖い『ハチミツ』や『幼児ボツリヌス菌』について、詳しく分かりやすく記事にしました!

『ボツリヌス菌』は一般的な加熱では死なないって知っていましたか?

もし知らなかった方は、絶対にこの記事を最後まで読んで子育てに役立ててくださいね^^

1歳まで食べてはいけないハチミツ!

ミツバチが花から集めた蜜、ハチミツ

ハチミツにはごく稀にボツリヌス菌というものが含まれ、ボツリヌス菌への抗体がない赤ちゃんはこの菌に感染すると幼児ボツリヌス症になってしまいます。

ボツリヌス菌とは?

ボツリヌス菌は、海、川、湖や土壌に広く存在している菌で、乾燥や熱に強い芽胞(がほう)を形成します。

芽胞』は酸素が少なくても発芽して増殖し、とても強い毒素を生みます

菌が付いている土壌に、『芽胞』で汚染された植物が生え、その汚染された植物の花粉を運ぶのが『ミツバチ』です。

そのため、稀にミツバチが芽胞で汚染され、ハチミツもボツリヌス菌に汚染されることがあります。

一般的にハチミツは包装前に加熱処理がされないため、ボツリヌス菌が混入していることがあります。

ボツリヌス菌の耐熱性は120度4分と言われており、他の細菌とは違い、通常の調理では死なないことから、厚生労働省から1歳未満の乳児にははちみつを食べさせないようにと勧告が出されています。

加熱で死なないなんて怖いわね。
為す術がないわ。

幼児ボツリヌス症とは?

ボツリヌス菌が芽胞を形成し、腸管内で発芽、増殖し、毒素を生むと発症するのが幼児ボツリヌス症です。

『乳児ボツリヌス症』は、国内で保健所が食中毒として報告した事例は1986年以降3例あり、医師が『乳児ボツリヌス症』として報告した事例は1999年以降16例あります。

米国では毎年100例以上

『幼児ボツリヌス症』の発生報告があるそうです。

『幼児ボツリヌス症』のほとんどは治療をすると治るそうですが、亡くなることもある怖い病気です。

実際に、生後4ヶ月ごろからジュースにはちみつを混ぜ、その約2ヶ月後に痙攣と呼吸不全が見られた赤ちゃんが亡くなってしまったという事例もあります。

幼児ボツリヌス症の原因とは?

『幼児ボツリヌス症』の原因としては、ハチミツを摂取したことがあげられますが、ハチミツを摂取していなくとも井戸水を飲んで発症した例もあります

1歳未満の乳児はまだ腸内細菌の環境が整っていないため、腸管内でボツリヌス菌が定着し、増殖しやすいですが、1歳をすぎると離乳食等により腸内細菌環境が整うため、ハチミツを食べられるようになります。

幼児ボツリヌス症の症状とは?

幼児ボツリヌス症の症状としては

・数日間の便秘
・全身の筋力が低下する
脱力状態になる
哺乳力が下がる
泣き声が小さくなる
無表情になる
よだれが多くなる
眼球運動が麻痺する
頸部筋肉の弛緩により頭部を支えられなくなる(首すわりが悪くなる)

と言ったものがあります。

便秘と哺乳力の低下で、病院にかかる例が見られました。

『ボツリヌス症』は、主に神経麻痺症状と共に麻痺が起こり、後に呼吸筋の麻痺まで起こることがあります。

『幼児ボツリヌス症』の特徴は潜伏期間が3〜30日と長いことです。

衛生研究所に依頼し、食品や便、血液からボツリヌス毒素が検出され、『幼児ボツリヌス症』と診断されます。

治療の仕方としては、呼吸筋麻痺を起こす危険性があるので、人工呼吸器をつけるなど呼吸管理が必要です。過敏症がないことを確認し、『ボツリヌス多価抗毒素血清』をできるだけ早く投与します。

とはいえ体にいいハチミツ!

ハチミツの糖分の成分の内、約80%を占めるのはブドウ糖果糖からできています。

主に砂糖は体内でブドウ糖と果糖に分解されるのですが、はちみつの糖分は砂糖より一段階分解が進んだ状態なんですね。

なので、体に早く吸収され、胃腸に負担がかからないく、体に優しいのです。栄養補給にはもってこい!

また、はちみつには糖分以外にカルシウムビタミンC栄養豊富な小さな花粉なども含まれています。

1歳を過ぎて腸内細菌環境が整えば

積極的にとっていきたいですね^^

最後に

ハチミツはボツリヌス菌が入っているから『1歳までは取ってはいけない』『死亡事例もある』とまでは知っていたのですが、幼児ボツリヌス症の症状などは知らなかったです。

また、ハチミツを食べていなくても発症した例があると知って、幼児ボツリヌス症の症状を知っていたら、異変を感じた時に幼児ボツリヌス症を疑えるので、覚えていて損はないと感じました。

そして、1歳を過ぎると腸内環境が整ってハチミツを食べられるようになる、ボツリヌス菌に勝てる身体になるって、本当に人間の身体ってすごいですよね><

本日も読んでいただいてありがとうございました。

離乳食関連の記事を他にも書いているので、ぜひあわせてご覧ください^^⏬

人気記事はこちら⏬

バースデイの【ごろ寝布団】は洗濯できない?対策方法と愛用っぷり♡
【ベビー収納】を手作り?ニトリで揃う具体的に必要な材料まで紹介!
大阪住み!息子が【1歳】の時にお出かけした関西の場所8ヶ所♪
【1歳5ヶ月児とUSJへ!】子連れでもユニバ攻略する回り方とは?
スタジオマリオ【スマイルフォトギャラリー】の掲載の注意2点!

コメント

タイトルとURLをコピーしました