こんにちは!りょんです^^
大人が思っている以上に赤ちゃんには危ない食材がたくさん><
喉に詰まりやすいとは知っていても栄養があったりすると食べさせてあげたいですよね。
喉に詰まりやすい食材の紹介と食べさせる時の注意点、そしていざと言う時の対処法まで紹介します。
ゾッとする誤嚥事例も書いているので、これを見て誤嚥対策を強化してください!!
目次
喉に詰まりやすい食材とは?
小さくて丸いものとは?
・豆類
・ミニトマト
・いくら
・飴
・マシュマロ
・ブドウ
・さくらんぼ
・ウインナー
・ラムネ等
小さくて丸いものの対処法とは?
ミニトマトやぶどうなどカットできるものは、半分に切るだけでは飲み込み方によっては気道を塞いでしまう可能性があるため危険です!
なので、縦に4分割するともし噛まずに飲み込んでしまったとしても、気道を塞ぐことはなくなりますよ◎
私は4分割もちょっと怖いと感じたので、6分割するようにしています。だいぶ細長くはなりますが、最悪の場合を想定するとこれぐらいやりすぎでもいいのではないかと考えています^^
豆類は5歳まではあげない方が良いと言われてますが、枝豆はタンパク質やイソフラボン、ビタミン類など栄養素が豊富に含まれているため、食べさせたいですよね。
そう言う時は離乳食の初期を思い出してすりつぶして与えるといいようです!私はそこまでしておらず、豆についている薄皮を剥がして半分にしてあげているのですが、それもあまり良くなさそうです。
豆類は気管に入っても咳などでは排出できず、無気肺や肺炎、最悪の場合死亡ということもありえるので、十分に注意が必要です!
噛みにくいものとは?
・イカ/タコ
・貝類
・お餅
・きのこ類
・水菜
・りんご
・肉類
・棒状のセロリ
・ゼリー
・のり
・グミ等
噛みにくいものの対処法とは?
そのまま飲み込むと危ないとのことで、基本的には1cm程度に小さく切って与えることが推奨されています。
イカに関しては、小さく切って加熱をするとさらに硬くなってしまうようです。特に与えなくて良い場合は与えるのは避けたいですね。
誤嚥した時の対処法とは?
すぐに救急車を呼ぶ判断基準⏬
・顔色が真っ青になっている時
・意識がない時
・痙攣を起こしている時など
1歳未満の乳児の対処法とは?
(参考:子どもの事故と対策)
1歳未満の赤ちゃんには『背部叩打法』で対処します。
まず、大人が膝を立てるか椅子に座り、赤ちゃんを太ももの上でうつ伏せにさせます。そして赤ちゃんの背中の肩甲骨あたりを手のひらの付け根を使い5回程度叩いて吐かせます。
それでも吐かない場合は、『胸部突き上げ法』を行います。
赤ちゃんを仰向けに寝かせて、みぞおちあたりを心臓マッサージの要領で両手の拳で上に押します。
1歳以上の子どもへの対処法とは?
(参考:子どもの事故と対策)
1歳を過ぎたお子さんの場合は、上記の『背部叩打法』と『胸部突き上げ法』に加え、『腹部突き上げ法』を行います。
お子さんの後ろから抱くように前に腕を持ってきて、みぞおちあたりを両手を組んで勢いよく押します。
それぞれの対処法を5回ほどを1セットとし、繰り返してください。
子どもの意識がなくなったら?
お子さんの反応がなくなったら、すぐに『心肺蘇生』を始めます。
救急車が来るまではやめず、ずっと続けてください。
2つの誤嚥事例!
ぶどうでの誤嚥事例とは?
ぶどうを初めて食べた2歳6ヶ月のお子さんが誤嚥した話です。
お母さんと一緒に皮をむいた直径3cmほどのぶどうを丸ごと一個ずつ食べていた時です。お子さんは何の前触れもなく突然咳き込み、泡を吹いて意識がなくなりました。
母親は、ぶどうを誤嚥したことを疑って手で掻き出そうとしたのですができなかったため、救急車を呼びました。
その後、お子さんを外に連れ出し、それを見た通行人が『腹部突き上げ法』を行なったところ、ぶどうがまるまる出てきたそうです。その後お子さんは泣き出し事なきを得ました。
誤嚥から約5分の出来事だったそうです。
(参考:ブドウの誤嚥による窒息)
この事例では奇跡的に助かりましたが、次の事例のように医者にかかっても毎回助かるわけではないことも頭に入れておかなければなりません。
パンの誤嚥事例とは?
10ヶ月のお子さんがパンを誤嚥した話です。
お母さんと2人の時におやつとしてパンを食べていた際、いつもは小さくしてから食べていましたが、一瞬目を話した際に3〜4cmのパンを1つ丸々食べてしまいます。お母さんは慌てて掻き出そうとしましたが出てこず、その直後飲み込み苦しみ始めます。
背中を叩いたり、逆さにしたりしましたが、活気が無くなり動かなくなってしまいました。
誤嚥して約5分後にお母さんは救急車を呼びます。その際に救急隊からの指示で心臓マッサージを始めました。
救急隊と救急車が到着し、処置を施すと、心停止から約50分後に心拍が再開しました。
その後、集中治療室での治療が行われていましたが、入院から12日で亡くなってしまいました。
(参考:パンの誤嚥による窒息)
その時食べていたおやつのパンは『10ヶ月から』食べられるものと表示があったのですが、実際は少し固めだったのと、3〜4cmという大きさは子どもが丸呑みすると窒息に繋がるということがわかっていたのではないか、と問題提起されています。
この事例から、適切な固さや大きさで与えることの重要さがわかりますね。
追記:
同じパンで2つ目の窒息事故が起こったことがニュースになっていました。11ヶ月のお子さんだったらしいのですが、幸いなことに吐き出して命に別状はなかったようです。
知人もこのパンを子どもに食べさえたことがあるが、硬すぎて怖かったので小さくちぎってあげたと言っていました。
パッケージに書いてある月齢はあくまでも『目安』と考えて、お子さんがもしかしたら喉に詰めてしまうかもしれないと感じた時にはあげないことが一番の対策かもしれません。
最後に
うちも1歳を過ぎてからのことですが、『子ども用のうどん』をテイクアウトして自宅で食べていた時のことです。上手に噛めるようになってきたためある程度の長さでくるくる巻いてあげていました。
ですが、その時のうどんのコシが強かったらしく、上手く噛めずに飲み込み、えずき出し、苦しそうにし始めました。
誤嚥の怖さは知っていたので、誤嚥の対処法として一応予備知識として頭に入れていた『背部叩打法』を行うとすぐにうどんを吐き出し、事なきを得ました。
息子が涙を流し、鼻水もよだれもダラダラで苦しんでいる姿を見て、再度誤嚥の怖さを思い知りました。
対策ができるのに、命を落としてしまうことがあってはいけないと思い、今回記事にさせていただきました。
何か少しでもお役に立てると幸いです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました^^
人気記事一覧はこちら⏬
コメント