こんにちは!りょんです^^
病院に行っても、不調の原因として発見が遅れる枝豆による『気道異物』や『鼻腔異物』。
枝豆が起因しているかもしれない、という知識がある方が少ないがために、原因の解明が遅れて子どもが何日も苦しんだという例がたくさん上がってきています。
枝豆によって起きること、枝豆の危険性、枝豆を誤嚥した時の症状まで紹介しているので、子供には絶対しんどい思いをさせたくないという方は最後まで見ていってくださいね^^
目次
枝豆によって起こることとは?
枝豆のかけらが気道に入ってしまうと、水分を吸収して膨らみ、気管支を塞いで『無気肺*』を起こします。
また、破片を気道に放置していると枝豆の油分が溶け出して炎症を起こし、気管支炎や肺炎を起こし、死亡することもあります。
『無気肺*』とは、肺の一部または全体に空気がなく、
肺がしぼんで潰れた状態で、
呼吸回数が多くなったり、すぐに息切れをしてしまいます。
重症化すると心拍数が上がり、
チアノーゼ(血液中の酸素が不足し、皮膚が青っぽくなること)に
なることもあります。
枝豆の危険性とは?
枝豆が原因で、病院で診察を受けた子どものほとんどが1歳児と2歳児です。
また、豆類での傷害の約1/4が枝豆によるものであったことから、その危険性の高さがよくわかりますね。
枝豆による傷害の原因とは?
奥歯がまだ生えていない1〜2歳児の子どもは前歯で物を噛んでいます。
大人は奥歯ですり潰し、唾液と共に飲み込むのですが、子どもはそれができず、口の中に小さな破片が残っています。
そこで、転けたときや泣いたりする際に大きく息を吸ったとき、破片が気道に入ってしまうのです。
また、豆類は水分を吸うと膨らむために、気道を塞いで窒息事故が起こります。
診断が遅れる理由とは?
もし、枝豆が危ないと知らなければ、子どもの状態がどうしておかしいのか、お医者さんに状況報告をする際に『枝豆のせいかもしれない』と伝えることができません。
そのため、急性上気道炎や喘息性気管支炎、クループ症候群などの診断をされることが多く、状況改善が見られないため、数日後に再度病院にかかりその際に正しい診断を受けることになります。
枝豆による誤嚥の症状とは?
枝豆を誤嚥した時の症状として
・顔色が悪く、呼吸がしにくそう
・枝豆を食べている時にむせた
・泣いている時に大きく息を吸った後に咳が止まらなくなった
枝豆誤嚥の防止策とは?
枝豆の食べさせ方とは?
ですが、枝豆には沢山の栄養素が含まれているので、食べさせてあげたいですよね。
その際は、離乳食初期を思い出してドロドロにしてあげましょう!
私もついこの間
枝豆スープにしてあげましたよ^^
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枝豆を食べさせるときの注意点は?
豆類での誤嚥が起きた例は下記です。
・ゲームをしていた時
・歩いていた時
・びっくりした時
日常的によくあるような出来事の中で誤嚥が簡単に起こってしまうのです。
このことから、もし仮に枝豆を食べさせる際は、『遊ばない』『じっとする』ということを徹底しなければなりません。
枝豆はいつから食べられる?
3歳には、大人のように歯で噛んだり、飲み込み吐き出したりできるようにはなります。
ですが、それらを連携させられるのが6歳頃と言われています。
奥歯が発達していないうちに食べると、うまく噛み砕けない上、飲み込む力が十分ではないために、喉に詰まらせて窒息してしまう可能性が高くなります。
枝豆を食べせるには、6歳になってからにしましょう^^
最後に
6〜7月、10月に旬を迎える枝豆。
子どもの誤嚥について調べるまでは、枝豆がこれほど危険なものとは知らず、普通にあげてしまっていました。
息子は今動きたい盛りの時期なので、ご飯を食べる際でも椅子に座らず、歩きながらご飯を食べています…。
もしものことが起こらないように、6歳になるまではあげない、または枝豆はそのままあげるのではなく、すり潰したり、こしたりしてあげようと思います!!
この記事で枝豆への危険性を少しでも感じてくれますと幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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